新年のご挨拶 & web3リサーチ2023の公開
あけましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。
日頃よりbitFlyerを支えてくださるお客様、暗号資産ファンの皆さま、政府・省庁関係者の皆さま、業界団体関係者の皆さま、ブロックチェーン黎明期に私を信じて投資をしてくれたbitFlyerのすべての株主の皆さまに改めて感謝を申し上げます。
さて、2022年は「web3元年」になりました。ブロックチェーンがweb3にリブランディングされ、web3が国家戦略になり、活気あふれる若い方々をはじめ、多くの企業や人々がweb3業界に参入されたように感じています。インターネット黎明期であった1995年頃と似たような状況であるのかと思います。これからweb3が日本経済を牽引する一大産業に定着するように、私も引き続き全力で取り組んでまいりますことを宣言し、新年のご挨拶とさせていただきます。
そして早速ですが、2023年元旦から、web3の概念やサービス事例を網羅的に俯瞰いただける「web3リサーチ2023」を皆さまにお届けします!
「web3リサーチ2023」について
全11章255ページで構成されており、現存するweb3関連レポートの中では最も詳細にweb3の概念やサービス事例をまとめることが出来たのではないかと自負しております。日本のweb3産業の発展に少しでも貢献できればとの想いから、bitFlyerが暗号資産交換業者やブロックチェーン事業者として培ってきた経験・知見をベースにweb3の各テーマに関する概念や事例をレポートに纏め、web3を網羅的にご理解いただけるように作成しました。
第2章、第5章、第7章、第10章には私の見解や見通しを示すコラムも掲載していますので、ぜひご覧ください。
「web3リサーチ2023」の使い方
以下のbitFlyer BlockchainのホームページからPDFのダウンロードをお願いします。
章立てで構成してありますので、目次をご覧頂き、ご興味のある章からご覧いただければと思います。最初から最後まで、通しでしっかり読むと4時間くらいかかると思います(笑)。web3辞典のようにご利用いただければとても嬉しいです。
「web3リサーチ2023」の見どころ
web3の概念やサービス事例をできる限り客観的に分かりやすくまとめたつもりです。私とbitFlyer共同創業者の小宮山が、喧々諤々な議論をして新たに概念を定義したスライドもいくつか掲載しました。人によっては捉え方が異なるかもしれません。議論・討論はTwitterで受けて立ちます!(中の人と話せる世界観!)
具体的には、Web3.0とweb3についての概念から整理しました。
他には、DAOのレベルを4段階に分類した図です。今DAOだと言われているプロジェクトの多くは、正直に申し上げると私から見ればDAOではありません。しかし、DAOの定義自体が曖昧であることから、DAOの構成要素を基にDAOレベルを4段階に分類してみました。
この他にも、web3レイヤー構成(P14)やFTX破綻事件のコラム(P96~P101)、ブロックチェーンの五大利点(P150)など、考え方が人により異なるスライドが複数あると思います。ぜひ、ご自身の考え方との差異を探してみてください。異論反論はTwitter上で受け付けます!
「web3リサーチ2023」へのご意見・ご感想など
web3の理念に基づき、読者の皆さまのお力添えをいただくことで、より良いレポートに更新をしてまいりたいと考えています。レポートに対するご意見や、内容に不正確と思われる点がある場合には、bitFlyer BlockchainまでSNSやメールなどでご連絡をいただければ幸いです。
レポートについてのご意見、ご指摘など、メールやTwitterにてご連絡いただく際には以下までお願いいたします。
最後に日本初のプライベートブロックチェーン「Miyabi」もご紹介させてください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000057073.html
2023年もweb3業界を強力に推進してまいりますので応援よろしくお願い申し上げます!