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約束の時が来ました。

昨日、創業すぐにbitFlyerに入社してくれた小亀さんが起業するため退職いたしました。僕は5年前の約束を果たすために、とても悲しいですが彼のチャレンジを応援したいと思います。

僕のすべての情熱を注ぎ込んで、そしてそれに全力で応えてくれた唯一の社員です。小亀さんが仲間になってくれなかったら、bitFlyerは今存在していないと思います。当時のbitFlyerはお金がなく、お給料も前職の半分にしてもらいました。朝から晩まで、土日も祝日も働きました。時間がないのでカップラーメンを食べて、サーバを作り、デスクを組み立て、エンジニアに最高の環境を整えようと頑張りました。


雨の日にアポなしで大事な人に会うために何時間も立って待っていました。当時ビットコインを買う人は全くおらず、1日の売り上げは2000円でした。数人しか集まらない勉強会を何度も行い、街中でティッシュ配りをしました。夜中に何時間も議論を重ねて、その後に彼は英語の勉強をして翌日には僕の宿題を終わらせていました。僕の助言の多くをポストイットでデスクに貼り付けて、繰り返し暗記していました。どんな時も自分の人生よりも会社を最優先して働いてくれました。

スタートアップの初期の頃はそのような情熱のある仲間がいなければ、会社は簡単に倒産すると思います。事実、多くの会社がそのようになっていました。


社員が数人しかいない時に、世界を変えるとホワイトボードに書きなぐり、シリコンバレーの投資家にビジョンを語り、苦しい時も楽しい時もとにかく一緒に夢を信じて働きました。僕にとって一生忘れられない思い出です。

小亀さんがbFマフィアとして、そしてイノベーターとして世界を変えるために活躍している姿を夢見ています。

本当に今までありがとう!


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