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DIMEトレンド大賞に見る世の中の変化と未来(とブロックチェーン)

毎年発表されているDIMEトレンド大賞で、2019年IT部門賞を「ブロックチェーン」が受賞しました!(2019年の各賞受賞対象の記事はこちら!)

bitFlyer blockchainの代表取締役加納さんは日本ブロックチェーン協会(JBA)の代表理事でもあるので、先日11月14日の授賞式に呼ばれて行ってきました!

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DIMEは1986年5月創刊で、1988年から毎年最終号で「小学館DIMEトレンド大賞」が選ばれているとのこと。
過去のIT部門賞はどんな感じだったんだろうと思って調べてみたところ、「IT部門賞」というのはまさかの2019年からの賞でした。

しかし、過去の受賞対象からテクノロジーのトレンドが振り返られて面白かったのでご紹介します!

【過去の大賞一覧】

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1988年はビデオウォークマン、1989年がハンディカム、ゲームボーイが受賞。ビデオウォークマン・・・?と思いきや当時はこんなのがあったんですね。

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1992年はハイビジョンTV、1994年は携帯電話、1996年はカラーザウルス、
1997年はたまごっち、1998年はiMac、1999年はiモード、など懐かしいものが大賞を受賞しています。今見てもiMacがかっこいいのが印象的。
(金光は1998年とか高校生だったのでとても記憶が鮮明です)

2014年からは各賞の情報が取れました!

2014年
【大賞】妖怪ウォッチ
【家電・IT部門】ヘルシオお茶プレッソ、ハイレゾ、Windowsタブレット
【ライフスタイル部門】Pepper(ペッパー)、Jコンセプト、BMW i3
【レジャー・エンターテインメント部門】アナと雪の女王、ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター、妖怪ウォッチ
【@DIME賞】iPhone6/6Plus
【Suits賞】コレド室町
【話題の人物賞】大島優子、どぶろっく
【特別賞】STAND BY ME ドラえもん

2015年
【大賞】インバウンド
【家電・IT部門】Apple Watch、ハンディ洗濯機AQUA「コトン」、テクニクス
【ライフスタイル部門】ワンダーコア スマート、ジャパニーズ・ウイスキー、サードウエーブコーヒー
【レジャー・エンターテインメント部門】インバウンド、北陸新幹線、火花
【@DIME賞】マツダ ロードスター
【Suits WOMAN賞】クラフトビール
【話題の人物賞】土屋太鳳、五郎丸歩
【特別賞】「ミニ四駆」、ヒロミ

2016年
【大賞】ポケモンGO
【家電・IT部門】RoBoHoN、Dyson Supersonic ヘアードライヤー、電動ふわふわとろ雪かき氷器
【ライフスタイル部門】AbemaTV、カップヌードル リッチ、次世代たばこ
【レジャー・エンターテインメント部門】PlayStation VR、グランピング、ポケモンGO
【Suits WOMAN賞】NEWoMan
【@DIME賞】格安スマホ
【特別賞】メガホンヤク
【話題の人物賞】新海誠監督、吉田沙保里選手
【DIME創刊30周年記念トップリーダー賞】小池百合子東京都知事

2017年
【大賞】Instagram
【ベストプロダクト賞】HondaJet、スマートスピーカー「Amazon Echo」「Google Home」「Clova WAVE」
【ベストサービス賞】メルカリ
【レジャー・エンターテインメント賞】豪華寝台列車 「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」「TRAIN SUITE四季島」
【ライフスタイルデザイン賞】Instagram
【ネクストイノベーション賞】AQUOS 8K LC‐70X500
【ロングセラー賞】アサヒ スーパードライ
【ベストキャラクター賞】ブルゾンちえみ

2018年
【大賞】ZOZOSUIT
【ベストサービス賞】QRコード決済
【ベストプロダクト賞】AirPods
【ベストプロダクト賞】フルサイズミラーレスカメラ
【ライフスタイルデザイン賞】ジムニー
【ライフスタイルデザイン賞】高アルコール飲料
【レジャー・エンターテインメント賞】映画『カメラを止めるな!』、東京ミッドタウン日比谷
【ベストリーダー賞】西野 朗(元サッカー日本代表監督)
【ベストキャラクター賞】安室 透(from『名探偵コナン』)、欅坂46
【ネクストジェネレーション賞】TikTok

2019年
【2019 DIMEトレンド大賞】PayPay
【家電部門賞】ルンバi7+
【IT部門賞】ブロックチェーン
【モビリティー部門賞】エアバスA380「FLYING HONU」
【日用品部門賞】シルフィール(紙製ストロー)
【食品部門賞】バスチー バスク風チーズケーキ
【美容・健康部門賞】ウーノ フェイスカラークリエイター
【マネー部門賞】PayPay
【リテール部門賞】ワークマンプラス
【ホビー・カルチャー部門賞】春水堂「タピオカミルクティー」
【ランドマーク部門賞】渋谷スクランブルスクエア
【エンターテインメント部門賞】キズナアイ
【ベストキャラクター賞】横浜流星
【話題の人物賞】神田松之丞
【特別功労賞】ラグビー日本代表

プロダクトになっていない「技術」がトレンド大賞の部門賞を受賞するのは金光調べですが今年の「ブロックチェーン」が実は初なのでは・・・!

こう見ると私たちの生活はこんな感じに変化してきたんだなと思います。(あくまで金光の感想)

機能のPortable化:「携帯電話」の進化で色んな機能を一つのガジェットとして身に着けて持ち歩けるようになりました。今後もこの動きはSmart Watchやワイヤレスイヤホンの機能強化により進むと思われます
モノのSmart化:色んなモノが賢くなりました。スピーカー、掃除機、洗濯機など。今後もいわゆるIoT的な文脈でもこの傾向は進むでしょう
お金のデータ化:QRコード決済、Paypayなど足許の動きですが、個人の体感でも現金を使わない日ば増えました。国策なこともあり、この流れも不可逆ですね
CのEmpowerment:「カメ止め」のヒット、インスタなどSNSの影響力の増大、メルカリなどC2C市場の成熟に見られるように、「個人」にできることが劇的に広がってきていることを感じます。「フラット化する世界」でも予言されていた「個の時代」ですね
国民的コンテンツは引き続き存在:「個の時代」とは矛盾するように思うものの、「国民的ヒット」は引き続き存在。今年だとタピオカ、横浜流星くん、ちょっと前だとアナ雪、妖怪ウォッチ、日比谷ミッドタウンなど。資金と才能をうまく投下して作ったコンテンツは引き続き最強。

ブロックチェーンはこの流れを加速させて、より世界を簡単にしていける使い方ができると私たちは考えているので、未来から今年の受賞一覧を振り返ったとき、「おお!ここでブロックチェーンだったよね!うんうん」ときっとなると思っています。
※当社はブロックチェーンを「価値のインターネット」だと考えています。上記の動きは「ブロックチェーン」でより「世界を簡単に」する方向に動いていくと思っています。

個人の興味としては、最近テクノロジーが進化しても姿が変わらなさそうな「国民的コンテンツ」とかベタなものが気になります。
(キムタクとグランメゾン東京について書いたこのnoteはその文脈で超これこれ感がありました)
https://note.mu/kiyotodrives/n/n5a4fd4091f22

ということで、改めてDIME編集部の皆様、ブロックチェーンを今回選んで頂きありがとうございました!

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