NFTのはじめかた
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NFTのはじめかた

金光碧 / Kanemitsu Midori

最近TVでもNFTが取り上げられることが増え、デジタルデータに価値がつく?なんだか高額なお金が動いているみたいだけどよくわからないな、、、と思っている方も多いのではないでしょうか。
本日1月23日に放送された「林先生の初耳学」でもNFTが取り上げられ、私はNFTのコレクターとして専門家枠で出せていただいたのですが、視聴者の方にこのトピックをわかりやすく伝えるために番組制作の方はすごく苦労されていて何度も相談させていただきました。
この番組を見て、or最近耳にして気になっている方向けにNFTのはじめかたがあった方がよいなと思ってこちらのnoteを書いています。

NFTって何?

NFTはNon Fungible Tokenの略で、Non(非)Fungible(代替できる)Token(証書)、代替できないことの証し、みたいな意味です。
「初耳学」では
●デジタルデータはこれまでオリジナルとコピーの区別がつかなかった
●NFT技術によってデータがオリジナルだ、というのが証明できるようになった
と説明していましたが、
以下の図の通り、デジタルデータを「自分が作ったオリジナル」として記録した上でマーケットプレース(次の章で説明します)上で出品できる、というようなイメージです。
これによりデジタルデータに唯一性が生まれ、コピーとは異なる価値を持つことができています。

NTFの概念図(この作品はTakawoさんのGenerativemasksです)

尚、NFTを買った人はその作品の「所有権」を有しているわけではありません。日本法上の所有権は有体物にしか定義できません。また、作品の著作権は作者が有しています。
NFTを買った人は作者に許可されている範囲で買ったNFTを使うことができ(SNSのアイコンにしたり、APPLE WATCHの壁紙にしたりできることが多いです)、このNFTを「買った」ことが分散型台帳に記帳できて誰もがそれを確認することができる、ということになります。

ここから先はちょっと細かいのですが・・・
デジタルデータを「自分が作ったオリジナル」として記録、という事象の記録先がみんなで管理する分散型台帳、ブロックチェーンです。現状では「イーサリアム」というブロックチェーンがこの台帳として最も多く使われています。
作品のデータ自体をNFTとするか、作品の保存先をブロックチェーンに記録するかで、前者を「フルオンチェーンNFT」と呼んだりします。この辺はこの記事では割愛しますが、興味がある方はぜひこちらの資料↓を読んでみてください。
NFTとは何ではないか - Speaker Deck

NFTはどこで買えるの?

NFTは「マーケットプレース」と呼ばれるウェブサイトで売買することができます。モノを売るときにはメルカリやヤフオクなどのマーケットプレースで出品しますが、デジタルデータにも専用のマーケットプレースがあります。
2021年1月からのNFTマーケットプレースの取引高の週次推移は以下のようになっており2022年1月時点では世の中で売買されるNFTの99%程度がOpenseaというマーケットプレースで取引されています。

出所:dune analytics

暗号資産交換業を日本居住者に提供するには日本国内で暗号資産交換業者のライセンスがいりますが、NFTのマーケットプレースは現状特定の規制がかからない状態になっています。
次章以降のHow Toでは日本居住者が今のところNFTのマーケットプレースとして圧倒的なシェアになっているOpenseaで売買するにはどうしたらよいか?を書いていきたいと思います。

Openseaを使うためにはMetamaskなどのウォレットと呼ばれるソフトウェアをPCにインストールすることが必要で、ちょっとハードルが高いのですが、世界で話題になっていたり日本で「●●円で売れた!」とニュースになったりするのはたいていOpenseaに出品されているNFTなので、ぜひトライしていただきたいなと思っています。

NFTを買うために必要なものは?

OpenseaでNFTを買うためのステップは以下です。⑤まで既にできる方はこの章は飛ばしてください!
①銀行口座から日本円を暗号資産取引所口座に送る
②暗号資産取引所で①で送った日本円でイーサリアムを買う
③メタマスクを自分のPCにダウンロードする
④②で買ったイーサリアムを③でダウンロードしたメタマスクに送る
⑤④の状態でメタマスクをOpenseaに連携する

図:NFTを買うまでのステップ
※暗号資産取引所はbitFlyer、暗号資産ウォレットはMetaMaskとしてますが
他にも選択肢はあります!

ここで「イーサリアム」という暗号資産(仮想通貨)が出てきます。前述の通り、作者Tさんが作った作品Aだよ、というのはイーサリアムという分散型台帳に記録されており、他の人が買う場合はTさんから作品AをBさんが買ったよ、と再度イーサリアムに記録されます。
取引はすべてこの台帳で行われるため、決済もこの台帳上の通貨「イーサリアム」になります。
注:Openseaではイーサリアムブロックチェーンの他にPolygonブロックチェーンも対応しています。

暗号資産取引所の口座開設、イーサリアムの買い方

イーサリアムを買うため、暗号資産取引所に口座を持っていない方は口座開設していただくことが必要になります。
日本に住んでいる方に暗号資産取引所のサービスを提供できるのは金融庁に登録されている「暗号資産交換業者」のみになります。
こちらから確認できますが今日本には30の暗号資産交換業者があり、それぞれに特徴があるので、イーサリアムの取り扱いがあって、販売所と取引所があるところであればどこでも使っていただけると思いますが、ここでは私が働いているbitFlyer Groupで、最近だと松本人志さんのCMでもおなじみ「bitFlyer」での口座の作り方、イーサリアムの買い方を説明します。

bitFlyerでの口座開設方法はこちらの記事↓にわかりやすくまとまっています。必要なものは①ご自身のメールアドレス、②運転免許証、パスポートなどの本人確認書類、③銀行口座の情報で、「クイック本人確認」を使っていただければ最短で当日中に口座開設が完了します。

口座開設ができたらイーサリアムが買えるようになります。
販売所での買い方
販売所での買い方は、販売所メニューから「ETH/JPY」、イーサ販売所を選んでいただき、こちらの画面で「買う」を押すと

こちらの画面がポップアップするので買いたい金額を入力いただいて「買い注文に進む」を押していただくと

注文画面で「買う」を押すと購入が完了します。

取引所での買い方
次に取引所でのイーサリアムの買い方ですが、bitFlyer Lightningメニューを選んでいただいて立ち上がったbitFlyer Lightning画面で、上側の現物タブから「ETH/JPY」を選んでいただき、指値または成行で買いたい金額分のETHを買っていただけます。

販売所での購入価格はその時点のマーケット価格より数%高いですが、確実に提示された価格でその数量を買うことができます。また、画面上の操作もわかりやすいです。
取引所では通常は販売所での購入価格より安いところに売り注文がでているので販売所の購入価格より安く買うことができます。安すぎる水準で指値注文すると購入ができなかったりはします。
後ほどご説明しますが、諸々のコストがかかるのでbitFlyerでイーサリアムを買って、OpenseaでNFTを買うのを試したい、という場合最低でも1万円くらいのETHを買っていただく必要があります。

メタマスクのインストール、Openseaとの連携

イーサリアムを買えたら、次はPCにメタマスク、という暗号資産ウォレットをインストールします。
メタマスクのホームページはこちら↓です。

Google Chromeのブラウザを使い、上記の公式ホームページにアクセスしていただき、こちらの青いDownloadボタンを押すと・・・

こちらの表示が出てくるので「Install MetaMask for Chrome」を押します

するとchromeウェブストアのページに遷移するのでここでChromeに追加を押します。

こちらのポップアップが出てくるので「拡張機能を追加」を選択するとChromeブラウザにメタマスクがインストールされます。

インストールが終わると、「New to a MetaMask?」という画面が出てくるので、メタマスクの設定が初めてであれば「Create a New」というボタンを押して、パスワード設定に進みます。
この次に出てくる、12個の英単語からなる「シードフレーズ」を記録して終わりです。
別のPCのChromeでメタマスクを使う際にこの「シードフレーズ」があれば仮想通貨やNFTが入っているウォレットに接続できます。ということは、この「シードフレーズ」を第三者に知られると自分のウォレットに勝手にアクセスされてしまい、盗まれてしまう恐れがあります。
「シードフレーズ」は必ず電子的ではない形(ペンでメモをとるなど)で記録し、金庫or金庫的なところに鍵をかけて大切に保管してください。
記録したシードフレーズを確認する画面が次に出てくるので、ここで記録したものを入力していただき、正しく入力できるとメタマスクの初期設定は終了です。
初期設定が終わると、Chromeの右上のここ↓をクリックするとキツネのアイコンの「MetaMask」が選択できるようになっているのでここを選択してMetaMaskを起動します。(先ほど設定したパスワードの入力が求められます)

ここに表示されるのが自分のメタマスクの「アドレス」です。OpenseaでNFTを買うためには先ほど買ったイーサリアムをメタマスクに送る必要があります。こちらのアドレスをコピーして・・・

bitFlyerの入出金メニューからイーサリアムを選び、送付タブを押して「アドレスを登録する」を押していただいて、先ほどコピーしたメタマスクのアドレスを登録してください。登録の際アドレスに「ラベル」がつけられるので「MetaMask」などを設定頂いて何のアドレスだったかわからなくなることがないようにするのがおすすめです。

アドレス登録ができたあとは当該アドレスを上記の画面で選択すると

こちらの画面が出てくるので先ほど買ったイーサリアムの数量を入力して送付するボタンを押します。
※bitFlyerからのイーサリアムの送付には0.005ETH(1月20日時点で1,785円相当)がかかります。
イーサリアムの送付が完了するとMetaMaskの残高に反映されます!

この状態でOpenseaのサイトにいっていただき、右上の人マークを押すと

こちらの画面が出てくるので、先ほどインストールしたMetaMaskを選択してMetaMaskを起動させ、パスワードを入れて自分のウォレットにアクセスすれば、Openseaとメタマスクの連携は完了です。

これでOpenseaでNFTを売買できるようになりました。

(番外編)イーサリアムもメタマスクも触りたくないけどNFTをやってみたい場合は?

NFTはやってみたいけどイーサリアムもメタマスクもめんどくさそうだなあ・・・という方にはクレジットカードで決済できるNFTもあります。日曜日の初耳学でも紹介されていたAdamもそういったマーケットプレースの一つです。
わたしもアカウントを作ってみましたが、免許証などの本人確認が不要でメールアドレスと誕生日を入力するだけでアカウントが開設できました。
ためしに一個かわいいNFTをみつけたので

最低入札額のちょっと上で入札してみました。

今のところ最高入札額とのことなので、オークション期間が終われば決済できるようになり、クレカ決済または指定されたイーサリアムアドレスにイーサリアムを送る、ということになるのかと思います。
確かにこれは簡単です!がOpenseaでNFTを買う体験とは全然違う体験ですね。

NFTの買い方。ガス代とは?

Openseaのトップページには売買が活発なNFTシリーズのランキングがあります。
Visaが買ったことでも話題になったCryptoPunksadidasとのコラボレーションもおこなっているBored Ape Yacht Club(通称BAYC)などは上位の常連です。

Board Ape Yacht Clubをクリックしてみると・・・洋服違い、背景違いのサルたちが1万体出てきます(こういうシリーズ物のNFTが今はよく売れるようになっています)。

こちらの画面の情報の見方ですが、Itemsが出品されているNFTの数、Ownersが保有者の数(BAYCは6,100人が10,000個を保有しているのですね)、Floor PriceがこのシリーズのNFTの最安値(78ETHなので2,800万円弱弱!)、Volume Tradedがこれまでの流通総額(3,285万ETHなので117億円相当)ということを示しています。

サルの絵を持っている人が二次流通で売ってもよいと思っている一番安い価格が2,800万円、、、BAYCはとてもおためしでは買えないので他のものを探します。

例えばこちらのKawaii Skullのシリーズはどうでしょうか。

10,000個のアイテムがあって、508人が持っていて、一番安く買えるNFTは0.008ETH(およそ2,900円)、これなら買えそうです。探してみたところ赤枠の女の子ガイコツがかわいいので購入に進んでみます。

女の子ガイコツをクリックすると購入ページに飛ぶのでBuy nowを押してみると・・・

Openseaがレビューしたものじゃないけど買っていいのね?という確認が入り(後述しますがOpenseaは誰でも出品できるのでOpenseaがレビューしているNFTの方が極めてレアです)、チェックボックスを押すと、

こちらの購入画面に飛ぶのでConfirm Checkoutを押すと

MetaMaskが起動し、お会計です。しかし!ガイコツのNFT自体は0.01ETHなのにガス代の0.057ETH(2万円程度)かかるよ、というのが出てきます。

イーサリアムのガス代、というのはこのNFTを自分が買ったよ、ということをイーサリアムのブロックチェーン上に記録するための手数料のような概念なのですが、この台帳に記録したい人がたくさんいるタイミングではガス代が高騰してしまいます。
本件、翌日に再度見てみると・・・「ガス代」が先ほどに比べて安くなりました。まだちょっと高いですが買ってみます。

こちらのガイコツが買えました!かかった費用はNFT代$33、ガス代$90、合計$123(およそ15,000円程度)です。

「ガス代」はタイミングによって大きく変わるので後述の方法で適宜チェックしてなるべくガス代が安い時にNFTを買えるとよいですね!

NFTを買った人は何ができるようになるの?

ようやくNFTをゲットできましたが、これを買うと何がうれしいのでしょうか?現時点で私が考える効用は以下6点くらいです。
①NFTを買ったことをブロックチェーン上で誰でも確認できる
②スマホやスマートウォッチの壁紙にできる、SNSのアイコンにできる
③大きいモニターに飾るとかっこよい
④VRのアバターとして使えることもある
⑤NFT購入者向けサービスが受けられたり、グッズがもらえたりする
⑥二次創作のグッズがあることもある

①NFTを買ったことをブロックチェーン上で誰でも確認できる

Openseaをメタマスクに連携した状態でProfileページの「Collected」のタブを見ると、自分が買ったNFTを見ることができます。
イーサリアムのブロックチェーンに記録されているのでMetaMaskを連携すれば、Opensea以外のマーケットプレース(Raribleなど)でも自分が買ったNFTを見ることができます。
また、自分で自分が買ったものを確認するだけではなくて、わたしのOpenseaのアカウントはこちらから誰でも見ることができます。
日本を代表するアーティストせきぐちあいみさんのこちらの作品を当時1,300万円相当で買われた有名なコレクターの方のアカウントも作品の購入履歴から見ることができます。

せきぐちあいみさんの「Alternate dimension 幻想絢爛」(動画作品)の一場面

②スマホやスマートウォッチの壁紙にできる、SNSのアイコンにできる

買ったNFTのJPEGまたはPNGデータをスマホやスマートウォッチの壁紙にできます。

左側:関口メンディーさんのAPPLE WATCH、右側:筆者のスマホ

TwitterなどSNSのアイコンにする人も多いですね。

左:サッカー選手ネイマールさんはBAYCを、右:アーティスト村上隆さんはCloneXを
Twitterアイコンにしています。

Twitterがメタマスクなどのウォレットと連携してアイコンを購入したNFTにできる(その場合はアイコンマークが丸ではなく六角形で表示される)という機能が付き始めた、というニュースも最近出ていました。こんな感じ↓になるようです。

Twitterとメタマスクを連携しても保有しているBAYCをプロフィールにしている様子

③大きいモニターに飾るとかっこよい

こちら↓はアーティストNY_さんが行われていたNFTになっているデジタルアートの個展ですが、NFTを大きいディスプレイに表示し、額装するととてもかっこいいです。

こちら↓は当社オフィスで行われた忘年会の様子ですが、NFTアーティストの方をお呼びしたのでのモニターにNFTを飾りました。

実際にオフィスにNFTアートを展示してみて、一つのディスプレイでNFTを何枚も表示できるし、保管の場所をとらず日焼けも湿気も気にしなくてよいので、リアルなアートを飾るよりインテリアとしてもよいのでは・・・と思いました。
今後はNFTを飾ることに特化したかっこいいディスプレイなどもできてくれるとよいなあと思っています。

④VRのアバターにできることもある

metaani GENというNFTを買った際は3Dのmetaani(アートに包まれた2頭身の動物キャラクターです)をダウンロードできるようになり、ダウンロードしたNFTをClusterというメタバースプラットフォームでアバターに設定して、メタバース上のイベントに遊びにいくことができました。
注(後日追記):正確には「購入したNFTがVRMというフォーマットに対応していたため、ダウンロードすることとでVRMに対応しているClusterで利用できた」ということです。ClusterはVRアプリケーションのひとつで、VRM対応のVRアプリケーションとしてはVirtualCast(スマホでの2Dにも対応していますが)の一つです。VRM対応のVRアプリケーションとしてはVirtualCastというアプリケーションもあります。

metaaniになってClusterのバーチャル丸の内に遊びに行った様子

Cluster上でmetaaniが集合するイベントなども開催されたりしました!
https://twitter.com/KanemitsuMidori/status/1449718475857883142?s=20

⑤NFT購入者向けサービスが受けられたり、グッズがもらえたりする

先ほども出てきたadidasとBAYCのコラボレーションNFTですが、これはもともとBAYCのNFTを購入した人に優先的に販売されました。
BAYCを購入していない人向け一般販売はOpenseaが落ちるほどに大人気になったので、優先販売はかなり有利だったと言えます。コラボNFTを買った人にはオリジナルのパーカー(たぶんサルとおそろいのもの)も送られる予定になっています。
NIKE×RTFKT、gucci×SUPERPLASCTIC、adidas×PRADAのNFTなども出てきており今後もハイブランド×有名NFTのコラボレーションは続くと思われ、各ブランドのファンにとっても見逃せない展開になっています。

adidasのNFTのBAYCが出てくる場面

また、銀座渡利という渋谷のお寿司屋さんでは、SUSHIトークンで決済した人に会員権NFTを配っており、これをゲットした人向けに食べ放題イベントを行う、というリリースがありました。

銀座渡利の会員権NFT

追記:せきぐちあいみさんのNFTを買うと、あいみさんが作るVR空間のCrypto Zinjaの鳥居に名前を刻めるというのも最高にかっこよいNFTの使い方だと思いました・・・!

⑥二次創作のグッズがあることもある

先ほども出てきたmetaani GENですが、こちらは作者により、NFTの保有者に商用利用権が認められています。
ホルダーの方がアパレルグッズ販売サイトを作られておりパーカーやTシャツなどを買うことができます。

NFTに関する情報はどうやって収集すればよいの?

NFT、NFTに関連するプロジェクトはどんどん増えてきており、海外のプロジェクトも含めるとたいへんな量になります。ですが、日本人のわたしたちはラッキーで以下二つのTwitterアカウントをフォローしておくだけでだいたいの情報は追えると思います。(少なくとも2022年1月時点では十分です)
miinさんのTwitterアカウント
日本語での世界の&日本のNFT情報に関してはmiinさんのTwitterアカウントをフォローしておけばひとまず大丈夫です。
miinさんは2021年の日本ブロックチェーン協会のブロックチェーンアワードでTwitter Account of Yearに投票で選ばれています!

②週刊NFTニュース by haruxxさん
haruxxさんがnft news – NFT is DX of Thingsをまとめられているのも情報ソースとしてとてもありがたいです。

とりあえずこちらのお二人のTwitter Accountをフォローしていただき、お二人が言及する他のアカウントがあればフォローしていくとTwitterにNFTの情報が大量に流れてくるようになるはずです。

そして、NFTの取引をイーサリアムでする場合に「ガス代」は安い時を狙った方がよいので、以下のTwitter Accountなどで水準を確かめるようにしてください。
③Ethereum Gas Bot

買ったNFTを売ってみよう

Openseaでは買ったNFTを売り出すこともできます。
ウォレットに連携した状態でOpenseaで自分が買った作品のページを見ると「Sell」というボタンが出てくるのでこれを押すと・・・

固定価格にするかオークションにするか、固定価格の場合いくらで売るかか、売り出す期間を設定できます。「Complete Listing」のボタンを押すと…

メタマスクが起動し、出品するためのガス代を示してきます。うーん、ちょっと高いですね・・・。0.1ETHで売れても0.066ETHをガス代で取られてしまうのはちょっと・・・、ということで今回は「拒否」ボタンを押して売却をやめましたが、ガス代が十分安い&売却価格が十分高いときであれば売りに出すのが合理的なことにもなります。

※これを書くためにKawaiiSkullを売ろうとしましたが実際は売る気はありません!

自分で作った作品を出品してみよう

買ったNFTに値段をつけてNFTマーケットプレースで売りに出せるのとおなじように、自分で作った作品も簡単にNFTマーケットプレースで売ることができます。さきほどと同様、出品時にはガス代がかかるので留意が必要です。
Openseaの場合こちらの「Create」をおすと

このような画面になり、作品のデータをアップロードしてNFTとして出品することができます。

Openseaなどのプラットフォームでは誰でも出品ができるので、わたしも試しに出品してみたことがあります。
デザイナーの仕事もしている妹にささっとつくってもらった彼女の飼ってるネコの作品です。「このNFTを持っている人には妹がやっているカフェでアイスを出すよ!」というメモを書いて出品したところ、特にTwitter等で言っていないのですが海外の友人が見つけてくれて買ってくれました。

ためしにNFTにして出品してみたネコの作品

作品のNFTが5,000万円超で売れた、とニュースにもなったクリエイターのおにぎりまんさんがNFTのメリット、デメリットをまとめられていました。
メリットとして、
●クリエイターのマネタイズ手法の一つになりえること
●発行元と所有者が一目でわかること
●依頼→作成ではなく作ったものが売れる、というフローができること
をあげられている一方で、
※個人的には、転売されるたびに作者に売買代金の一部が還元される仕組みを作れる、というのもNFTの大きなメリットだと思っています!
デメリットとしては
●「NFT」ということで毛嫌いする人たちもいる
●暗号資産の知識が必要
●SNSにあげている画像を使って第三者に作品を出品されてしまうことがある(この点は買う側としても気を付ける必要があります!次の章で説明します)
などをあげられています。

https://twitter.com/onigiriman1998/status/1482555179023343617?s=20

アーティストの方が作品を売る場合は、どのブロックチェーンで出品すべきか、どのマーケットプレースがよいか、ガス代安い時をどうやって見極めるか、などなど考えることがさらに1万字くらいありそうなので今回はここまでにしておきます。が、この辺にあまりこだわらずとにかく作品をNFTにして売ってみる、ということ自体はとても簡単です。

(おまけ)なりすましを避けるために、ENSの活用

NFTマーケットプレースにおけるなりすましは難しい問題です。
私もNFTを始めたての頃、村上隆さんがmurakami flowersを出される予定、というニュースを見てOpenseaで「murakami takashi」で検索してみたところいくつか作品が出ており、0.2ETHくらいだったので欲しい!と思い一日寝て考えたところ、翌日には「この作品は取り下げられました」になっていたことがありました。そうか、偽物だったから本物からクレームが入ったのかな、誰でも村上隆を名乗ってネットでダウンロードした作品を出品できるので難しいなあ、こわいなあと思いました。
というのを解決しうるものの一つとしてENS(Ethereum Name Service)があります。自分のメタマスクのアドレスは数字とアルファベットからなる文字列ですが、これに意味のある名前を付ける、というようなものです。インターネット上のドメインに概念としては似ています。
例えばこちらのYO-COさんのopenseaのアカウントには、アドレスにyo-co.ethというENS、TwitterおよびInstagramのアカウントが紐づいています。

かわいいネコとキノコのNFTを作られているYO-COさんのOpenseaアカウント

ENSはこちらのサイトで自分がほしいものが他の人にとられていないか確認できます。他の人に取られていなければ、期間に応じて変わる金額を払ってENSをNFTとしてゲットできます。(わたしもmidorikanemitsu.ethのENSを持っています。)これにも問題があって、有名人のENSは第三者に取られていたりします。その場合は保有者から買わないといけないのでとても割高な価格を持ちかけられることも・・・。(ドメインでも起こる問題ではあります。)
ただ、この「ウォレットのアドレスに名前が付けられて名前自体がNFTである」というのはNFTの活用事例としてもとても面白い現象だと思います。

最後に

これを書いているのは2022年1月20~23日でしたが、ビットコイン、イーサリアムなどの価格が大きく下落した局面でした。
こちらが直近1年間のイーサリアムの日本円建て価格の推移ですが、最安値が13.1万円、最高値が53.2万円です。
もちろん安いときにたくさん買っておけばお得ではありますが、逆になって損をしてしまう可能性もあります。
NFTに取り組むためにイーサリアムが必要、という場合は暗号資産の価格変動のリスクはあまりとられないことをおすすめします。

出所:bitFlyer

NFTのマーケットプレースには国境はなく、日本の小学生の男の子がiPadで書いた絵がSteve Aokiに高額で買われて世界的に人気になる、ということも起こっています。
一方で、誰でもなんでも出品できる、というNFTの特性上、エルメスが勝手に出品されたバーチャルバーキンプロジェクトを訴訟した、などの問題もどうしても起こってしまいます。
NFTを買った人が「所有権」を持たない、というのもなんともわかりにくく、例えばNFTを念頭においた「デジタル所有権」を法律で定義しに行くなど、今後制度面で整えることはたくさんあるように思います。

というようなまだまだ始まったばかりのワールドですが、毎日面白いイベントが起こっているので、興味を持った方がこのnoteを読んでちょっと遊びに来ていただけるとよいなと思っています!

Special Thanks to takawoさん、mekkezoさん、おにぎりまんさん、miinさんharuxxさん、才田さん、脇Pさん、KawaiiSkullさん、bitFlyerのみなさま


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金光碧 / Kanemitsu Midori
bitFlyer Blockchain 取締役。bitFlyerではHead of Treasury。 最近はLightningNetworkとDeFiが好き。猫とレモンとBitcoinのNFTのコレクター。